浜松の歯科・歯医者が解説!|虫歯と発熱・口臭の関係とは?

浜松の皆様、こんにちは。院長の宮野です。虫歯と意外な関係にあるのが、発熱です。なかなか微熱が下がらないので、お医者さんに行っても原因が分からず、たまたま行った歯医者で見てもらったら、虫歯が原因で熱が出ていたという人が年に何人かいらっしゃいます。おそらく、歯が痛くて熱が出た人は、かなり重症の虫歯だと思われます。虫歯で熱が出るということは虫歯菌が神経まで到達し、神経自体が炎症を起こして発熱している可能性があるのです。

また、虫歯は一度痛くなった後、神経が完全に破壊されると、痛みがなくなることがあります。これは、神経が壊死し痛みを感じなくなった状態になっただけなのですが、痛みが無くなったことによって虫歯が治ったと思われる方もいます。虫歯は決して勝手に治ることはないので、神経が壊死する前に、歯の根っこの神経に達した虫歯菌を取り除くことが最も重要なことです。

また、虫歯でお口の中の口臭が気になる方もいらっしゃいます。歯の神経が死んでしまった場合、歯の神経は細菌に侵されて腐敗が始まります。神経の中に白血球や感染した細菌などが混ざった”うみ”となって、不快な液体が出てきます。こうした液体がクサい口臭の原因となるのです。もし虫歯の際にニオイのある液体が出てきたら、神経が死んでしまって腐敗している可能性があります。これらの症状は歯の根っこ・神経の治療が必要になるので、普通の歯医者さんではなく、浜松エムアイ歯科のようなマイクロスコープ治療をしている歯医者に行くのがベストですので、ぜひ最寄りの顕微鏡を使った治療をしている歯医者さんに急いで行ってチェックをしてもらってください。